RTMPは「Real Time Messaging Protocol」の略称で、 Macromedia社(現在はAdobe Systems社が買収済み)が開発したストリーミングプロトコルです。Adobe Flash Player とサーバー間で音声・動画のデータをやりとりするために開発されました。
Flash Videoを再生するのが主な利用法でしたが、Flash Videoが終了してからは独立して利用されています。特に近年ではYouTubeやTwitchといった動画配信サービスでライブ配信を行う際、カメラの映像を配信サーバーに送るために活用されています。
RTMPの特徴として、「カメラから一度サーバーへ映像を送ってから配信する」という仕様が挙げられます。またTCPを採用しているため、映像を途切れさせずに映像を配信することが可能です。一方で通信品質の影響を受けやすいという欠点もあるため、現在では配信元からサーバーへの通信にだけRTMPを使って、サーバーからエンドユーザーまでは別の技術を使うことが多くなっています。
ちなみにRTMPはHLSと異なり、HTTPベースのプロトコルではありません。通常のWebサーバーではコンテンツを配信できないため、専用のRTMP サーバーが必要になります。