Vonage個別利用規約
「Vonage個別利用規約」(以下、「Vonage個別規約」といいます。)は、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(以下、「当社」といいます。)がVonage Business Inc.(以下、「Vonage社」といいます。)が運営する第1条に定めるサービス(以下、「Vonage」といいます。)を提供する際、Vonageの利用者(当社に対して申込みをすることなく、何らかの方法でVonageを利用する者も含み、以下同じとします。)に適用されるものとします。 なお、Vonage個別規約において別途定める場合を除き、Vonage個別契約において使用される用語は、「共通利用規約」において定める意味を有するものとします。
第1章 Vonageの利用
第1条 Vonageの範囲
利用者は、当サイト(Vonage個別規約においてhttps://kwcplus.kddi-web.com/service/vonageを指します。以下同様。)に掲載する内容のVonageを利用することができます。
第2条 利用申込み
申込者は、当サイト上に掲載される申込みページ(https://kwcplus.kddi-web.com/application/vonage)より、当社の指定する所定の事項を当社及びVonage社に提供し並びに共通利用規約及び本関連規約(第3条において定義します。以下同じとします。)に同意することにより、Vonageの利用申込を行うことができます。なお、当社から申込者に対し、当該申込にかかる契約手続の完了を通知する旨の電子メールを送付することにより、当該申し込みは成立したものとみなされ、当該電子メールに記載されている契約締結日をもって、当社及び利用者間で利用契約が成立するものとします。
第3条 ライセンスの付与
- 当社は、利用者が本関連規約を遵守することを条件として、Vonageにかかる利用契約の有効期間中、Vonageを利用して利用者独自のアプリケーション(以下、「利用者アプリケーション」といいます。)を開発するための限定的、取消可能、再許諾不可能かつ譲渡不可能な権利(以下、「本ライセンス」といいます。)を許諾します。
- 前項にかかわらず、利用者は、利用者アプリケーションの開発に必要最低限の範囲で、Vonageにかかる一定の機能(番号の検索と購入、支払、支払履歴の表示、メッセージ、通話及びAPIリクエストの検索機能、API設定の維持、利用者アプリケーションの作成及び管理等を指しますが、アップデート等により機能が変更された場合は変更後の機能を含みます。)を利用するための限定的な権利を、当該開発に関連してVonageを利用する必要のある第三者(以下、「ゲストユーザー」といいます。)に対し、利用者が指定する期間において再許諾すること(以下、「チーム共有」といいます。)ができます。この場合、利用者は、ゲストユーザーのあらゆる行為(作為、不作為を問いません。)について単独で一切の責任を負います。なお、チーム共有の場合を除き、利用者は本ライセンスを第三者に譲渡又は再許諾することはできません。
- 利用者の関連会社(直接又は間接的に利用者を支配し又は利用者に支配される法人及び利用者と共通の支配下にある法人をいい、以下、Vonage個別規約において同様とします。)が、新たにVonageの利用を希望する場合、当該関連会社は、単独で本関連規約に基づく申込みを行い、別途利用契約を締結しなければならず、また、利用者は、当該関連会社に対し、自らが利用契約に基づき作成した利用者アカウントを譲渡、貸与、名義貸しその他の方法により使用させてはなりません。
第4条 Vonageにかかる追加規約
利用者は、共通利用規約及びVonage個別規約のほか、自らの利用するVonageに関する以下の規約(Vonage個別規約及びこれらの規約を総称して、以下、「本関連規約」といいます。)を遵守するものとします。なお、以下の各号の規約については、Vonage又はVonageを意味する用語を当社に読み替えて、当社及び利用者との間に適用されるものとします。また、これらの規約に従って、利用者が当社に対して通知をする場合は、当社指定のフォーム(https://support.kwcplus.jp/hc/ja/requests/new)を通じて通知するものとします。
(1)Acceptable Use Policy( https://www.vonage.com/legal/communications-apis/acceptable-use)
(2)Supplemental Terms(https://www.vonage.com/legal/communications-apis/supplemental-terms)
第5条 Vonageの変更等に伴う措置
- 当社は、Vonage社による仕様変更等に伴い、Vonageの内容もしくは本関連規約を変更し又はVonageの提供を停止もしくは終了する場合があります。これらの措置を講じる場合は、商業的に可能な範囲で30日前までに、別途当社の指定する方法によりお知らせします。ただし、Vonageのアップデート、障害対応、法令上の要請に基づく変更その他のやむを得ない変更の場合は、この限りではありません。
- 当社は、前項に基づきVonageの全部又は一部の提供を停止又は終了した場合であっても、これにより利用者が被った損害を賠償する責任を負いません。
第6条 ベータ版サービスの提供
- 利用者は、当社がVonageの一部として試用提供するサービス(以下、「ベータ版サービス」といいます。)を利用することができます。
- 利用者は、ベータ版サービスにエラー等が含まれている可能性があること、ベータ版サービスの提供が中断又は終了する可能性があること、ベータ版サービスの後続又は正式版が提供されない可能性があること、並びに後続又は正式版サービスにおいて、ベータ版サービスの内容及び利用条件と異なる可能性があることに同意した上で、ベータ版サービスを利用するものとします。
- 利用者は、自己の責任においてベータ版サービスを利用するものとし、当社に対し、ベータ版サービスの品質、機能及び性能に関する責任を問うことはできず、また、ベータ版サービスを利用したことに起因又は関連して自己に生じた損害の賠償を請求できないものとします。
- ベータ版サービスの存在及び内容は、当社及びVonage社の機密情報とみなされるものとします。
第2章 電話番号
第7条 電話番号の利用等
- 利用者は、Vonageの利用に関連して、Vonage社又は当社から提供される電話番号(以下、「利用者番号」といいます。)を利用することができます。ただし、利用者は、当社又はVonage社が、利用者に対し、Vonage個別規約において明示的に規定される当該利用者番号の利用にかかる限定的かつ取消し可能な権利を許諾するのみであり、当該利用者番号にかかるその他一切の権利を許諾し、又は譲渡するものではないことにあらかじめ同意します。
- 利用者は、当社又はVonageの書面による事前の承諾なく、利用者番号にかかる権利を第三者に対して譲渡、貸与、その他の処分をすることはできません。
- 利用者は、利用者番号を無期限に使用する権利を有しません。
第8条 電話番号の回収
- 利用者は、Vonageの利用期間中、当社又はVonage社から提供される利用者番号が、当社又はVonage社によって随時回収され、Vonageにかかる利用契約の終了後、他の利用者に割り当てされる可能性があることにあらかじめ同意します。
- 当社又はVonage社は、次の各号に該当する場合、利用者番号を回収することができます。
(1) 利用者番号が未使用であるか利用中であるかを問わず、提供された利用者番号にかかる適用法令等の定める基準に又は適用される各種利用プランの基準にトラフィックが満たない場合
(2) 利用者が利用契約に違反した場合
(3) 利用者が、利用者番号を詐欺又は欺瞞的な行為を目的として利用した場合又はそのおそれがある場合
(4) 利用者が、利用者番号にかかる料金等Vonageの利用にかかる料金の支払を遅延した場合又は支払不能に陥った場合
(5) 利用者が第13条に定める事由に該当する場合
(6) 利用契約が終了した場合
(7) その他当社又はVonage社が必要と認めた場合 - 前項のほか、当社又はVonage社は、利用者アカウントが中断もしくは終了している場合又はトライアルアカウント(アップグレード前の無償利用アカウントをいう。以下同様)である場合を除き、合理的に可能な限り利用者に2週間前までに通知することにより、利用者番号を回収することができます。ただし、法令その他行政の命令により、通知ができない場合はこの限りではありません。
第9条 緊急通報を目的とした利用者番号の利用禁止
- 利用者番号は、次の各号に定める目的で使用してはなりません。
(1) 110、118、119、911、E911、その他緊急通報サービスにかかる利用
(2) 緊急通報をするために利用される固定電話又は携帯電話等の代替品としての利用 - 利用者は、Vonageに関して、当社及びVonageが緊急通報への接続義務を負わないことについて同意します。
第3章 Vonageの料金等
第10条 料金
- 利用者が、Vonageの利用にあたり、当社に対しアップグレード(Vonageを有償で利用することのできるアカウントをいう。以下同様。)を申し込んだ場合、利用者は当社に対し、当社がVonageの利用に関して定める料金(以下、「料金」という。)を当社が定める方法(詳細は右記リンクhttps://kwcplus.kddi-web.com/service/vonage/support/paymentに規定します。)により当該料金を支払うものとします。なお、各種料金は、当サイト上のhttps://kwcplus.kddi-web.com/service/vonage/priceに主要な料金を掲載します。当該リンク上に記載のない機能を利用する場合、利用者は、あらかじめ当社に対し、https://kwcplus.kddi-web.com/contact/inquiryより当該料金を問い合わせるものとします。
- 前項に基づきアップグレードを申し込んだ場合、当社は、利用者によるVonageの利用に関して与信調査を行うものとし、利用者は当社の定める与信金額内でVonageを利用することができます。なお、当該調査に関して、当社が要求した場合、利用者は当社の求めに応じて書類、資料等を提出しなければなりません。
- 利用者が当社に対しVonageのアップグレードを申し込む場合であって、かつ料金の支払を利用者自身ではなく第三者にさせる場合、利用者はその旨をあらかじめ当社に対し「料金に関するお問い合わせフォーム」(https://support.kwcplus.jp/hc/ja/requests/new)よりその旨を通知するものとします。利用者からの通知を当社が承諾した場合、当社、利用者及び当該第三者間で、別途料金の支払について、書面(電磁的方法を含む。)により合意するものとします。
- 利用者は、月の途中でVonageの利用を開始し又は終了した場合であっても、当該月にかかる料金を全額支払わなければなりません。なお、利用者は、当社が利用者に対し、金銭債務を負う場合であっても、料金を相殺することはできません。
- 利用者は、第14条第1項に定める場合、メンテナンス、障害、利用者の責めに帰すべき事由その他のあらゆる理由によりVonageが利用できなかった場合であっても、利用者に生じた一切の料金の支払義務を免れません。ただし、当社の故意又は重過失による場合は、この限りではありません。
- 利用者は、第13条第1項に基づきVonageが停止された後、Vonageの再開を希望する場合、当社が別途定める期日までに利用者に生じた一切の料金を支払わなければなりません。
- 振込手数料その他料金の支払に付随して生じる費用は、利用者が負担するものとします。
- 当社は、利用者が本条に基づく料金の支払を遅延した場合、利用者に対して、支払期日の翌日より完済の日まで年利14.6%の遅延損害金を請求することができます。ただし、法律で許容される最大の利率がこれを下回る場合、当該法律の定めに従うものとします。
第11条 料金の返還
- 当社は、法令上返金が義務付けられる場合及び当社が特に必要と認める場合を除き、支払われた料金を一切返金しません。
- 利用者は、前項に基づき当社が料金の返金をする場合、当社が指定する情報を速やかに提供しなければなりません。
- 当社は、利用者が前項の情報を提供しない場合又は利用者が利用者アカウントの情報を更新しなかったために連絡ができない等の利用者の責に帰すべき事由により、利用者に対して料金を返金できない場合は、利用者に対して責任を負いません。
- 当社は、利用者に対して料金を返金できない状態が、返金の必要が生じた日より1年間続いた場合、利用者がその返金を受ける権利を放棄したとみなし、利用者が当社にその返金を請求しても、当社は返金する義務を負いません。
- 料金の返金に付随する費用は、利用者が負担するものとします。
第12条 料金の改定
- 当社は、原則として、Vonageの提供後に料金の改定をした場合、利用契約の有効期間中であっても利用者に対してその改定された料金を適用します。なお、当社は、改定された料金のうち主要なものを当社サイト等に掲載します。
- 利用者は、変更後の料金及び変更日を知るために、当社ウェブサイト等を定期的に確認するものとし、当社ウェブサイト等に掲載のないものについては、別途当社に問い合わせることにより確認するものとします。
第4章 禁止行為に関する事項
第13条 禁止行為
利用者は、Vonageの利用にあたって次の各号に定める行為を行ってはならず、また自らの顧客及び関連会社等のVonageを利用させる者に対して行わせてはならず、又は当該行為を助長してはなりません。
(1) 自己を偽ってVonageを利用する行為
(2) 利用契約において禁止される行為又は利用契約に違反する行為
(3) Vonage及びVonageにかかる本ライセンスを、Vonage個別利用規約に明示的に定める以外の方法で、第三者と共有し又は第三者に対して譲渡、貸与、再販、リース、再許諾その他処分する行為(利用者が利用者アプリケーションを第三者に利用させる場合、及びチーム共有によりゲストユーザーに本ライセンスを利用させる場合を除く。)
(4) 自己のアカウントを第三者に対して譲渡、貸与その他処分する行為
(5) Vonage並びにVonageのシステム、プログラム及びネットワーク等の改ざん、改変、リバースエンジニアリング、ソースコード又はアルゴリズム等の解読、逆コンパイル、逆アセンブルその他これらに類似する行為
(6) 不正アクセス、なりすまし、その他これらに類似する手段により、Vonage並びにVonageのシステム、プログラム及びネットワーク等を窃取、妨害又は破壊する行為
(7) Vonage並びにVonageのシステム、プログラム及びネットワーク等のセキュリティに悪影響を及ぼす行為
(8) Vonage(Vonageを構成するソフトウェア、プログラム、システム、SDKその他一切の構成物を含む。)を改変、変更、翻訳し又はその派生物を作成する行為(ただし、特定の機能にかかるライセンス条件において認められている場合はこの限りではありません。)
(9) Vonageのシステム、プログラム及びネットワーク等に過度に負荷をかける行為、又はこれらの可用性、信頼性、安定性に悪影響を与える行為
(10) Vonageを署名活動及び政治活動に利用する行為
(11) 第三者の個人情報を当該第三者の同意なく取得、利用又は開示する行為
(12) 誹謗中傷、脅迫的言動、わいせつな言動、他人の人格を侵害する言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」に該当する言動、又は人種、性別、信条、宗教、国籍、性的指向等に関する差別的言動
(13) Vonage又は当社に対し、情報通話料が発生する方法でVonageを利用する行為
(14) 当社、Vonage又はVonageの名誉、信用又は社会的評価等を毀損する行為
(15) ミサイル、核兵器、化学兵器、生物兵器の開発、設計、製造、生産等を目的としてVonageを利用する行為
(16) 法令等又は利用契約において許容されている場合を除き、Vonageに関連する技術又はデータを使用、輸出、再輸出、輸入又は譲渡する行為
(17) 違法行為を助長する言動又は虚偽もしくは詐欺的な言動
(18) 第三者の権利及び利益を侵害する行為
(19) 法令等に違反する方法及び態様で利用する行為、又は法令等に違反する行為に利用する目的でVonageを利用する行為
(20) その他当社が不適切であると判断する行為
第14条 Vonageの停止等
- 当社は、次の各号に該当する場合、利用者に事前に通知することなく、Vonageの全部もしくは一部の提供を中断もしくは終了し、利用者アプリケーションの全部もしくは一部を削除し、又はVonageへのアクセスを制限することができます。なお、当社は、第三者が不正アクセス等により利用者になりすまして前条各号に定める行為又は以下の各号に定める行為をした場合又はそのおそれがあると当社が判断した場合についても、利用者に対し事前に通知することなく、Vonageの提供を一時的に停止することができます。
(1) 利用者が前条の禁止行為を行う等、利用契約に違反し又は違反しているおそれがある場合
(2) VonageによってVonageの提供が停止された場合
(3) 当社がVonageの運営上特に必要と認める場合
(4) 法令等に基づき停止が義務付けられる場合
(5) 利用者が債務超過、支払不能もしくは支払停止に陥った場合又は倒産手続を開始した場合 - 利用者は、前項に基づきVonageの全部又は一部の提供が停止された場合、Vonageにかかるあらゆる権利を行使することができません。
- 当社は、第1項に基づきVonageの全部又は一部の提供が停止された場合であっても、当該停止が当社の故意又は重過失に基づくものでない限り、これにより利用者が被った損害を賠償する責任を負いません。
第5章 利用者情報に関する事項
第15条 利用者情報の取扱い
- 当社及びVonageは、利用者情報のうち個人情報に該当する情報を、各社のプライバシーポリシーに従って取り扱います。
- 利用者は、Vonageにより利用者情報が定期的に削除される場合があること、Vonageが利用者情報(利用者コンテンツを含む。)の保存を保証しないことについて同意します。
- 利用者は、Vonageによる利用者情報の取扱いに関連して損害を被った場合であっても、当社に対し、当該損害の賠償を請求することはできません。
第16条 利用者情報等の確認等
- 当社及びVonage社は、事前に利用者に通知することなく、利用者によるVonageの利用状況を確認又は監査することができます。
- 当社又はVonage社は、以下の各号のいずれかに該当する場合、必要な範囲で利用者情報を閲覧し、アクセスし、保存し又は第三者に開示することができます。
(1) 利用契約に違反し又は違反しているおそれがある場合
(2) 詐欺、セキュリティ又は技術的な問題を検知又は防止するために必要である場合
(3) 当社、他の利用者及びその顧客並びに公衆の安全及び財産の保護に必要である場合
(4) 法令等に基づき要求された場合
(5) 法令等を遵守するために必要と判断した場合
(6) サポートに必要であると判断した場合
(7) その他当社又はVonage社が合理的であると判断した場合 - 前項のほか、利用者は、Vonageの利用に関連して生じた問題の解決又は調査のために、当社が合理的に要請するあらゆる情報を当社に提供することに同意します。
第17条 電子メールによる通知
利用者は、Vonage社又は当社がVonageの利用にかかる利用者アカウント情報を利用して、電子メールを送信する方法により、Vonageに関連する通知を行うことについて同意します。なお、利用者は、自己のメールアドレスを最新の状態に保つ義務を負い、Vonage社又は当社は、利用者アカウント情報として登録されているメールアドレスに対し、当該通知を行うものとします。
第6章 知的財産権
第18条 知的財産権
- 利用者は、利用者アプリケーション及び利用者コンテンツに関するあらゆる権利及び利益を有します。
- 利用者は、当社又はVonage社が、Vonageを提供するために、利用者アプリケーション及び利用者コンテンツを使用することについて同意します。
- 利用者は、利用者が当社又はVonageに提供するVonageにかかるフィードバック、意見、評価その他提案等は、利用者の秘密情報に該当せず、当社又はVonageがこれらを無償にて自由に利用又は処分できることについて同意します。
- 利用者は、Vonageに、Vonage社又は第三者が提供する知的財産が含まれる場合があり、当該知的財産にかかる特許権、実用新案権、商標権、著作権、ノウハウ、その他知的財産権は、Vonage社又は当該第三者に帰属し、法令等に基づき保護されていることをあらかじめ認識し、同意します。また、利用者は、Vonage社又は第三者の知的財産権を侵害してはならず、又はVonage社又は第三者の知的財産に含まれるすべての著作権表示、情報及び条件を遵守し、又は変更してはなりません。
- 利用者は、当社が自らのマーケティング資料、営業資料又はウェブサイトにおいて利用者の商標及びロゴを利用することについて、当社に対し無償で許諾するものとします。
第7章 当社の責任に関する事項
第19条 当社の責任の範囲
- 当社は、利用者に対して責任を負う場合であっても、その責任の範囲は、利用者が現に直接被った通常の損害に限られ、間接損害、逸失利益、特別損害及び緊急通報サービスを利用し又は利用できなかったことによって生じた損害について責任を負いません。
- 前項にかかわらず、当社が利用者に対して責任を負う場合、当社の責任の範囲は、利用者が当社に対し支払った料金の直近12ヶ月分を上限とします。なお、利用者は、利用契約に従い、損害が発生した日から1年以内に、当社に対し、当該損害の賠償を請求しなければならず、当該期間を超えた場合は、当社は何ら責任を負いません。
第20条 免責
- 当社は、利用者に対し、法令等で認められる最大限の範囲で、Vonageが運営するVonageを現状有姿で、かつ提供可能な範囲で提供します。
- 利用者は、当社がVonageに関して、権限、非侵害性、商品性、品質、機能、性能、正確性、完全性、継続性、安全性、目的への適合性、準拠性その他いかなる保証もしないことを認め、自己の責任において対象サービスを利用することに同意します。
- 当社は、Vonage社を通じてVonageを除く第三者が提供する情報、通信もしくはコンテンツ、又は当該第三者が宣伝する製品もしくはサービスについて、利用者と当該第三者との間の取引の当事者にはならず、利用者に対し、これらの真偽、適法性又は有用性等について管理又は調査する義務を負わず、また、これらの内容について責任を負いません。
- 利用者は、以下の各号に起因又は関連して、当社が第三者からクレーム、異議申立てその他何らかの請求をされた場合、当社を当該請求から免責し、何ら迷惑をかけないものとし、利用者はかかる請求等を自らの責任で解決するものとし、万一かかる請求等に基づき当社に損害又は弁護士費用その他の支出等が発生した場合には、利用者は、当社に対してそのすべての損害及び支出等を賠償しなければなりません。なお、この場合において、当社は、何ら責任を負いません。
(1) 利用者又はその顧客もしくは関連会社が利用契約に違反してVonageを利用した場合
(2) 利用者アプリケーションに関連又は起因して損害が発生した場合
(3) 利用者の顧客から当社に対し、利用契約に定める責任制限や免責事項を超えた請求又は拡充する要求がなされた場合
(4) 損害の発生について利用者又はその顧客もしくは関連会社に故意又は重過失があった場合 - 前項の場合、当社は利用者に対し、前項に定める事由の存在を知ってから速やかにその旨を利用者に通知します。なお、当該通知が到達しなかった場合又は遅延した場合であっても、利用者は前項に定める義務を免れません。
- 前項に基づく通知を受けたのち、利用者は自らの費用と単独の責任で、第4項に定める免責事項にかかる紛争の解決及び調査を行うものとします。利用者は、当該紛争の解決及び調査の方法を当社に報告するものとし、かつ当社による承諾を得なければなりません。利用者による当該紛争の解決及び調査を妨げない範囲で、当社は自らの費用により、当該紛争解決のための弁護活動、調査その他必要な活動に参加することができます。この場合、当社は、紛争解決のため、利用者に最大限協力するものとします。なお、利用者が和解又は調停により当該紛争を解決しようとする場合、その条件及び内容について、あらかじめ当社の同意を得るものとします。
第8章 Vonageの終了等
第21条 利用者による終了
利用者は、問い合わせフォーム(https://support.kwcplus.jp/hc/ja/requests/new)より、10営業日前までに当社に通知することにより、いつでも、Vonageの利用を終了することができます。なお、利用者が当該通知をした場合であって、かつVonageのほかに利用を継続する対象サービスが存在する場合、利用契約のうち、本関連規約のみ解約することができます。
第22条 当社による終了
- 当社は、次の各号に該当する場合、利用者に対するVonageの提供を終了することができます。
(1) 利用者が、利用契約に違反し、書面による通知後30日以内に是正しなかった場合又は是正不能な場合
(2) 利用者が、Vonage個別利用規約第4条第2号に定めるAcceptable Use Policyに違反した場合又は第三者に対し当該Acceptable Use Policyに違反する行為を助長した場合
(3) 利用者が、Vonageの料金の支払を遅延し、もしくは支払不能に陥った場合又は利用者の指定する支払方法が無効である場合
(4) 前号の違反があったと当社が合理的に判断する場合
(5) 利用者が破産、解散又は清算(合併による清算は除く)した場合
(6) 利用者が債務超過、支払不能もしくは支払停止に陥った場合、又は倒産手続を開始した場合
(7) 利用者が仮差押え、仮処分、差押え、強制執行又は競売の申立てを受けた場合
(8) 第5条第1項に基づきVonageの提供を終了する場合
(9) 前各号のほかVonageの提供が困難となった場合 - 前項のほか、当社は利用者に対し120日前までに通知することにより、利用契約の全部又は一部を終了することができます。
第23条 終了時の取扱い等
- 前2条に基づき、利用契約が終了した場合、本ライセンスその他Vonageに関連する利用者の権利は失効し、利用者はVonageの利用を直ちに終了しなければなりません。
- 前2条に基づき、利用契約が終了した場合、当社は、当該利用契約の対象となる利用者アカウントを削除します。
- 当社は、第10条第4項及び第11条第4項に基づき、利用者から支払われた料金を一切返金いたしません。ただし、終了した利用契約にかかる利用者アカウントに、利用者が入金した残高がある場合、当社は当該残高を前2条に基づく利用契約の終了日から60日以内に返金します。
第9章 その他
第24条 公表
利用者は、当社が事前に承諾する場合又は当社が既に公表している事項を公表する場合を除き、プレスリリースその他の方法により、利用契約の存在及び内容その他Vonageに関する事項を公表してはなりません。
第25条 存続条項
利用者がVonageの利用を終了した場合であっても、Vonage個別規約第3条乃至第5条、第8条、第10条乃至第13条、第18条乃至第23条、第26条及び第27条は引き続き適用されるものとします。
第26条 表明保証
利用者は、Vonageの利用に際し、次の各号に該当する内容を表明し、保証します。
(1) 政府機関が定める禁輸措置、制裁措置、貿易制限、その他類似の制限に違反しないこと
(2) 利用者、利用者の関連会社、又はこれらのエンドユーザーが、政府又は政府機関によって、いかなる貿易制限の下でも禁止又は制限された当事者として指定されていないこと
第27条 政府条項
利用者及びその顧客が政府の機関、部門、その他団体である場合、Vonage及び付随する文書の使用、変更、複製、複製、リリース、実行、表示、転送又は開示は、利用契約にのみ準拠するものとし、その他の使用等は禁止され、その他の権利は付与されません。
付則
Vonage個別利用規約は2024年2月14日から施行されます。
2024年2月14日制定
改定
2024年8月14日