MiiTel個別利用規約
「MiiTel個別利用規約」(以下「MiiTel個別規約」といいます。)は、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(以下「当社」といいます。)が、株式会社RevComm(以下、MiiTelを提供している株式会社RevCommの子会社及び関連会社を含み、総称して「レブコム」といいます。)の運営するサービス(第1条第1項において定義し、理由の如何を問わずサービスの名称又は内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含み、以下「MiiTel」といいます。)を提供するにあたり、当社及びMiiTelを利用する法人又は機関等並びに当社に対して申込みをすることなく、何らかの方法でMiITelを利用する者を含み、(以下「利用者」といいます。)の間に適用され、MiiTelの利用に関する契約条件を定めます。
なお、MiiTel個別規約に定義のない用語については、当社の共通利用規約(https://kwcplus.kddi-web.com/terms-of-service)(以下「共通利用規約」といいます。)において定める定義を準用するものとします。
第1章 MiiTelの利用
第1条 契約関係等
- MiiTelとは、レブコムが作成及び運営するAI搭載型のクラウドIP電話サービスであり、当サイト(< https://kwcplus.kddi-web.com/service/miitel >を指します。以下同様。)に掲載する製品及び機能(将来提供される機能、変更された機能を含み、また名称の変更があった場合は変更された名称による機能を含みます。)並びに当社又はレブコムが、MiiTelの提供に関連して、媒体又は方法の如何を問わず利用者に対し提供又は利用可能にするアプリケーションプログラム(ウィジェットなどのプログラムを含みます。)、当社又はレブコムのウェブサービスに関連するアプリケーション・プログラミング・インターフェース(以下「API」といいます。)、ソフトウェア・デベロップメント・キット(以下「SDK」といいます。)、コンテンツのビューア等の当社又はレブコムが当社を通じて提供するMiiTelの利用に必要となるソフトウェア、その他当社の提供するソフトウェアコード、文書、その他の資料全般(アップデート版、修正版、代替品及び複製物を含み、以下、総称して「ソフトウェア等」といいます。)を総称して「MiiTel」といい、利用者は第3 条(利用申込)に従い申込みを行うことにより、MiiTelを利用することができます。なお、MiiTelは利用者の事業の用に供する目的でのみ利用可能であり、一般消費者による私的利用はできません。
- 当社は、レブコムより指定を受けた販売店として、MiiTelを利用者に再販売します。MiiTelの利用にかかる利用契約(第3条(利用申込)において定義します。以下同様。)は、当社及び利用者の間で直接成立するものとします。利用者は、レブコムが利用契約の当事者ではないことをあらかじめ承諾します。
第2条 MiiTelの利用にかかる追加規約
- 利用者は、共通利用規約及びMiiTel個別規約に加えて、MiiTelの個別の機能に応じて適用されるレブコム又は当社が定める一切の利用条件(以下、重要事項説明書、ガイドライン、ポリシー、その他名称を問わず「ガイドライン等」)及び注文書(第3条(利用申込)第1項において定義します。なお、以下、ガイドライン等及び注文書を総称して、以下「本関連規約」といいます。))を遵守するものとします。なお、ガイドライン等のうちレブコムが定める条件については、レブコム又はレブコムの子会社及び関連会社を意味する用語を、「当社」に読み替えて、当社及び利用者間で適用するものとします。
- MiiTelには一部のサービスに関して共通利用規約、MiiTel個別規約、注文書及びガイドライン等に異なる定めのある場合には、特段定めのない限り、当該サービスにかかる固有のガイドライン等の定めが共通利用規約、MiiTel個別規約及び注文書に優先して適用されるものとします。なお、共通利用規約、MiiTel個別規約及び注文書間で矛盾抵触又は定めのない事項がある場合は、注文書、MiiTel個別規約、共通利用規約の順に優先して適用されるものとします。
-
MiiTelには、レブコム以外の第三者が提供するサービス(以下「第三者サービス」といいます。)を用いて提供される機能又は第三者サービスと連携して利用することのできる機能が含まれます。利用者は、これらの機能を利用する場合、第三者サービスを提供する第三者が定める利用条件等を遵守しなければなりません。なお、第三者サービスに関する責任は当社ではなく、第三者サービスを提供する第三者が負うものとします。
第3条 利用申込
- MiiTelの利用を希望する者(以下「申込者」といいます。)は当社に対し、共通利用規約、MiiTel個別規約及び本関連規約に同意のうえ、当社指定の注文書(以下、単に「注文書」といいます。)を当社指定の方法で提出することにより、MiiTelの利用申込を行うことができます。なお、以下、MiiTel個別規約において、共通利用規約、MiiTel個別規約及び本関連規約を総称して「利用契約」といいます。
- 前項に基づく利用申込ついて、当社は所定の審査を実施するものとし、申込者が当社所定の基準に合致することを確認した場合、当社は、前項に基づき提出された注文書に対する承諾の意思の通知に代えて、申込者に対し、MiiTelの利用に必要となるアカウント(以下「利用者テナント」といいます。)を発行することにより、当社及び利用者間で利用契約が成立するものとします。利用契約の有効期間は、注文書に定めるものとし、当該有効期間中、利用者は利用契約に従いMiiTelを利用することができます。
- 前二項にかかわらず、MiiTelのトライアル利用については、注文書に定める条件にしたがって、MiiTelに関して無料で提供されるサービス又は機能については、実際に当社サービスをご利用したことによって利用契約が成立したものとみなします。
- 申込者は、注文書を提出するにあたり、当社に対して、利用者の代表者又は代表者の委任を受け契約締結権限を有すること及び共通利用規約第2条(利用契約の申込み)第2項各号の内容を表明保証しなければなりません。
- 申込者及び利用者は、当社が要求した場合、MiiTelの利用提供を受けるにあたり、日本国における犯罪収益移転防止法及び電気通信番号使用計画に基づく本人確認等の適用される法令に基づく必要な手続きや確認等を速やかに行うものとします。当該手続き、確認等の実施に際し、申込者及び利用者は、当社から本人確認書類等の必要書類の提出が求められることを理解し、これに協力するものとします。
- 利用者は、前項に基づく各種手続きが完了しない場合、又は、法令等に基づき利用契約の有効期間中に当社の求める確認手続きに応じない場合には、第1項の利用契約が成立した場合であっても、MiiTelの提供が開始されない場合又は利用停止される場合があることをあらかじめ了承するものとします。
- 注文書は、利用者及び当社の書面(電子署名を施した電磁的記録を含む。)による合意によってのみ変更することができます。
第4条 利用者テナント及びID等の管理
- 第3条(利用申込)に基づき、当社が利用者に対し発行した利用者テナントについて、利用者自身で登録時にパスワードを設定するものとします。
- 利用者は、利用者テナント並びにID及びパスワード(以下「ID等」といいます。)を、共通利用規約第4条(アカウント)に定める利用者アカウントの取扱いに準じて自らの責任で使用及び管理するものとします。
- 利用者が、利用者を特定する所定の認証方法(ID等の組み合わせによる利用者テナントを利用したログインや外部事業者から送信される電話番号ごとに一意に付与される符号の、登録情報との一致確認による認証を含みますが、これらに限りません。)によりログインした場合には、当社は、当該利用者自身による利用であるとみなします。
- 利用者は、利用契約に基づくID数を上限として、利用者が正当に権限を与えた役員、従業員その他の利用契約において利用対象となる者に利用させるためのID 等を発行することができるものとします。利用者は、ID 等を利用対象となる者以外の第三者に利用させ、又は、貸与、譲渡、名義変更、売買等してはならないものとします。
第5条 ライセンス
- 当社は、利用者に対し、利用契約の有効期間中、MiiTelを利用することのできる取消可能、譲渡不可能な非独占的な権利を、利用契約において明示的に定める利用様態において許諾します。なお、利用者は、MiiTelの提供に関して当社又はレブコムに帰属する一切の権利及びMiiTelの提供に関連して当社又はレブコムにライセンスを許諾している第三者に帰属する権利(知的財産権を含む。)は何ら利用者に移転するものではなく、当該権利を当社、レブコム又は当該第三者が明示的に許諾した範囲を超えて使用することはできないことをあらかじめ承諾します。
- 利用者は、自らの単独の責任において、第三者に対し、自らの利用者テナントにアクセスするためのID等を発行することにより、当該利用者テナントを通じてMiiTelを利用させることができます。この場合、利用者は、当該第三者に対し利用契約と同等以上の義務を負わせるとともに、当該第三者の一切の行為(作為又は不作為を問わない)について一切の責任を負うものとします。
- 利用者は、当社の承諾を得ることなく、MiiTelを改変、編集又は翻案してはなりません。
- MiiTelの利用について、前項にかかわらず、利用者自ら当該ソフトウェア等を利用して独自のソフトウェアの開発が可能な特定のソフトウェア等又は機能が提供された場合、以下の各号の条件が適用されることにあらかじめ同意します。
- 利用者が当該ソフトウェア等を利用して自ら開発したソフトウェアコンポーネント(以下「開発ソフトウェア」といいます。)については、利用者が一切の責任を負うものとします。
- 利用者は、前項に基づきソフトウェア等に対して行った改変、翻案等により生じた追加開発部分(以下「利用者開発部分等」といいます。)に対して著作権その他の権利が生じる場合、当社、レブコム又は当社若しくはレブコムにライセンスを許諾している第三者に対し、利用者開発部分等について、期間の定めなく、取消不能かつ別途使用料の支払を要しない非独占的権利を許諾するものとします。
- 利用者は、当社の提供するAPIを使用してソフトウェアを開発する場合、レブコムの定める「クレジット表示ガイドライン」及び「クレジット配置ルール」を遵守します。
- 利用者は、開発ソフトウェアに、当社が定める開発ソフトウェアを特定するためのID(以下「アプリケーションID等」といいます。)を付さなければなりません。アプリケーションID等の情報は、利用者が開発した開発ソフトウェアの使用に際し、当社及びレブコムに送信されることになります。
-
利用者は、生成AI機能を利用する場合、当該生成AI機能に、Microsoft Corporation (以下「Microsoft社」といいます)が提供するAzure OpenAI Service及びAmazon Web Services, Inc.(以下「AWS社」といいます)が提供するAmazon Bedrock Anthropic Claudeのいずれかが利用されており、当該生成AI機能により処理及び生成されるデータは、日本国内のサーバで処理及び格納されることをあらかじめ承諾します。なお、Microsoft社又はAWS社に提供されたデータは学習用途で利用されません。
- 利用者は、以下に同意のうえ、生成AI機能を利用するものとします。
-
Microsoft社が定める「Microsoft Generative AI Services Code of Conduct」及びAWS社が定める「AWS Responsible AI Policy」の内容を遵守すること
- 生成AI機能の利用に際して第11条(禁止行為)に定める行為(それらを誘発する行為、準備行為や疑わしい行為も含みます)を行わないこと、その他利用契約を遵守すること
- 生成AI機能を使用して生成された文章等のコンテンツについて、当社は一切の責任を負わず、利用者は自らの責任で当該コンテンツを利用すること
-
第6条 設備の負担等
- 利用者は、レブコムが定める「利用にあたってのご確認事項」を確認のうえ、MiiTelの提供を受けるために必要な機器、通信環境等の調達及び維持管理を、自らの費用と責任において行うものとします。なお、当社は、利用者が独自に調達又は維持管理する機器、通信環境等とMiiTelの接続性に関して何ら責任を負いません。
- 利用者は、MiiTelの利用環境に応じて、コンピューター・ウィルスの感染の防止、不正アクセス及び情報漏洩の防止等のセキュリティ対策を自らの費用と責任において講じるものとします。
- 利用者は、MiiTelを利用するにあたり、当社又はレブコムの提供するウェブサイトからソフトウェア等を利用者のコンピューター等にインストールする場合には、利用者が保有する情報の消滅若しくは改変又は機器の故障、損傷等が生じないよう十分な注意を払うものとします。
- 当社は、利用者が前三項の措置を怠り又は十分に講じなかったことにより、利用者に発生した損害について一切責任を負わないものとします。
- 当社は、利用者に対し、不正なアクセスや侵害等による情報(当社が直接所有、運営又は管理していないネットワーク又は電気通信設備を介して送信された情報を含みます。)の漏えい等に関する損害ついて何ら責任を負いません。
第2章 電話番号
第7条 電気通信役務の利用等
- 利用者は、当社より提供を受ける電気通信番号の利用について、当社の定める重要事項説明書、電気通信事業法及びこれに関連する省令、規則、計画等適用を受ける法令並びに業界団体の規則等を遵守しなければなりません。
- 利用者は、前項に基づき提供を受ける電気通信番号を他の事業者に卸提供する場合、当社の求めに応じて電気通信番号計画に基づく報告を行わなければなりません。
第8条 特定の電気通信番号の利用制限
- 利用者はMiiTelを、次の各号に定める目的で使用してはなりません。
- 110番、118番、119番、911番、E911番、その他の緊急通報サービスへの発信
- 緊急通報をするために利用される固定電話又は携帯電話等の代替品としての利用
- 利用者は、MiiTelに関して、当社及びレブコムが緊急通報への接続義務を負わないことについて同意します。
- 利用者は、MiiTelを利用して、こちらに定める番号への発信はできないことを、あらかじめ承諾します。
第3章 MiiTelの料金等
第9条 利用料
MiiTelの利用には、当社の定める料金(ライセンス料及び従量課金制料金を含むがこれらに限らず、以下「利用料」といいます。)の支払が必要となります。利用者は、当社に対し、別途書面(電子署名を施した電磁的書面を含む。)による合意のある場合を除き、注文書に従い、当社が定める利用料を、当社の発行する請求書に基づく後払いにより支払うものとします。
第10条 料金の改定
- 当社は、MiiTelの利用料を改定する場合、当サイトにおける告知、書面、電子メールその他当社が適切と判断する方法により、合理的な期間を以て事前に利用者に対しその旨を通知します。改定後の利用料は、利用契約の有効期間中であっても、利用者に対して適用されるものとします。なお、利用者が当該改定に同意しない場合、当社はMiiTelの提供を停止又は終了することができます。
- 利用者は、改定後の料金及び改定日を知るために、当サイト等を定期的に確認するものとし、当サイト等に掲載のないものについては、別途当社に問い合わせることにより確認するものとします。
第4章 禁止行為に関する事項
第11条 禁止行為
- 利用者は、MiiTelの利用にあたって次の各号に定める行為(それらを誘発する行為、準備行為や疑わしい行為も含みます。)を行ってはならず、また自らの顧客、エンドユーザー及び第5条(ライセンス)第2項に基づき利用者テナントを通じてMiiTelを利用させる第三者をして行わせてはならず、又は当該行為を助長してはなりません。
- 適用される法令に違反する行為
- 当社、レブコム及び第三者の知的財産権をはじめとした権利を侵害する行為
- 社会規範・公序良俗に反する行為(当社、レブコム又は第三者を差別若しくは誹謗中傷・侮辱し、第三者への差別を助長する行為の他、他人の権利を侵害し、又は他人の迷惑となるような表示を投稿、掲載、開示、提供、送信又はアップロード(以下これらを総称して「投稿等」といいます。)する行為を含みますがこれらに限られません。)
- 他の利用者の使用するソフトウェア、ハードウェアなどの機能を破壊したり、妨害したりするようなプログラム等の投稿等
- 当社又はレブコムのサーバ又はネットワークの機能を破壊したり、妨害したりする行為
- MiiTel、当社若しくはレブコムの配信する広告、又は当社若しくはレブコムのサイト上で提供されているサービス、広告を妨害する行為
- MiiTel(ソフトウェア等を含みます。)を逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング、その他の方法でソースコードを解読すること
- 他の利用者の個人情報、個人関連情報及び特定利用者情報を利用者に無断で収集したり蓄積したりする行為
- (他の利用者のID等を使用してサービスを利用する行為(当該ID等の保有者の同意がある場合を含む)
- 手段の如何を問わず、第三者からID等を入手し又は第三者にID等を提供する等、利用契約で明示的に認められた者以外の第三者によるMiiTelの利用を可能とする行為
- 第8条(特定の電気通信番号の利用制限)に抵触する行為
- MiiTelに関連して、反社会的勢力に直接・間接に利益を提供する行為
- 当社、レブコム又は第三者になりすましてMiiTelを利用する行為
- 身元の詐称、不実告知、その他欺瞞的又は社会的に不相当な方法による勧誘行為
- 送信する相手方の同意を得ることなく、当該相手方に広告等のメールを送信する行為
- 適用法令等に違反する方法及び態様でMiiTelを利用する行為、又は法令等に違反する行為に利用する目的でMiiTelを利用する行為
- 前各号の他、当社、レブコム又は第三者の権利に不利益を与える行為
- その他当社が不適切であると考える行為
- 利用者は、ソフトウェア等を利用するにあたり、以下の行為(それらを誘発する行為、準備行為や疑わしい行為も含みます)をしてはなりません。
- 人の生命・身体又は財産に重大な危険をおよぼすおそれのある設備などを制御するためなどにソフトウェア等を利用すること
- 当社が指定する方法による事前の承諾を得ることなく、ソフトウェア等を販売、リース、使用許諾等、処分すること
- 合理的に必要相当な数を超える利用、乱用などを行い、又は、ソフトウェア等の使用について当社が定める指示などを順守しない用法でソフトウェア等を利用すること
- 私的な目的での利用等、ソフトウェア等を利用者の事業に供する目的以外の態様でソフトウェア等を利用し、その他当社が不適当とみなす方法・態様(前項に定める禁止事項定める行為を含む。)でソフトウェアを利用すること
- 利用者が、MiiTelの利用に関連して、前二項に該当したことにより生じたあらゆる紛争について、利用者は、自らの責任と費用において当該紛争を処理解決するものとします。なお、利用者が前二項に該当する行為を行ったことに関連して、第三者から当社又はレブコムに対し、紛争、クレーム、異議申立て、その他の何らかの請求がなされた場合、利用者は自らの費用と責任で当社を当該請求から免責し、何ら迷惑をかけてはなりません。万一かかる請求等に基づき当社に損害又は弁護士費用その他の支出等が発生した場合には、利用者は、当社に対してそのすべての損害及び支出等を賠償しなければなりません。なお、この場合において、当社は、何ら責任を負いません。
第5章 利用者情報に関する事項
第12条 利用者情報の取扱い
利用者が、当社又はレブコムの管理するサーバに保存するデータについて、利用者は自らの責任においてバックアップを行うものとし、当社又はレブコムは当該データにかかるバックアップ等の義務を何ら負わないことをあらかじめ承諾します。なお、MiiTelの提供のために必要な場合、当社又はレブコムは、利用者が当社又はレブコムの管理するサーバに保存しているデータを、MiiTelの保守や改良などに必要な範囲で閲覧、複製等することができるものとします。
第13条 個人情報の取扱い
- 当社は、利用者の個人情報および利用者がMiiTel上に保管した個人情報を、当社が別途定める「プライバシーポリシー」(https://www.kddi-webcommunications.co.jp/privacy/以下「プライバシーポリシー」といいます)及び利用契約に基づき、適切に取り扱うものとします。なお、MiiTel上に保管された個人情報は、MiiTelの提供に必要な範囲で、レブコムに提供されることがあり、この場合当該個人情報はレブコムプライバシーポリシー(https://www.revcomm.co.jp/privacypolicy/)にしたがって適切に取り扱われるものとします。
- 当社は、利用者がMiiTelの利用において、蓄積情報(次条に定義します。)に個人情報が含まれていた場合、これを当社サービス提供及び次条第1項各号以外の目的で利用しないものとし、日本国の個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」といいます)およびプライバシーポリシーに基づいて、紛失・破壊・改竄・漏洩等の危険から保護するための合理的な安全管理措置を講じ、厳重に管理するものとします。
- 利用者は、MiiTelを利用するにあたり、レブコム及び第三者サービスの提供元である第三者との間で、利用者の個人情報、通信ログ、アプリケーションデータ等(以下「個人情報等」といいます)が共有される場合があることをあらかじめ承諾するものとします。なお、レブコム及び当該第三者による個人情報等の取得、利用等については、レブコムが定めるレブコムプライバシーポリシー又は当該第三者が定めるプライバシーポリシーが適用されるものとし、利用者は自らの責任で各プライバシーポリシーを確認しなければなりません。
第14条 MiiTel上に蓄積される情報の取扱い
- 利用者は、自らが又は第5条(ライセンス)第2項に基づき自らの利用者テナントにログインするためのID等を発行し、MiiTelを利用させる第三者をして、MiiTel上に蓄積する又は蓄積させる音声データ、テキストデータ等の情報(以下「蓄積情報」といいます。)を、自らの責任で管理しなければならず、当社及びレブコムは当該蓄積情報の内容の閲覧、確認及び第三者への開示を行いません。ただし、以下の各号のいずれかに該当する場合には、当社は、当該蓄積情報の内容を閲覧し、確認し、解析し、利用し、又は第三者に開示する場合があるものとし、利用者はこれに同意します。
- 利用者又は公衆の生命、健康、財産等の重大な利益を保護するために必要な場合
- 法令に基づき開示請求があった場合その他の法令等に基づき許容される場合
- 利用者がサービス規約に違反した場合又は利用者が当該違反を行ったか否か確認するために必要な場合
- 利用者に関する環境が利用者に適用される利用条件と合致しているか確認する場合
- MiiTelの運用又はMiiTelの改善、向上のために行う調査若しくは分析等(通話内容の自動文字起こし、AIによる会話分析、業務効率性評価等を含みますが、これらに限られません)が必要な場合
- MiiTelの提供のために必要な場合
- 利用契約又は当社及び利用者の間で別途書面により合意した場合
- 利用者は、個人情報保護法に従い、自らの役員、使用人、従業員又は所属員並びにMiiTelを用いた会話及び通信の相手方に対し、MiiTelを利用することにより、当社又はレブコムが当該個人の個人情報又は蓄積情報を取得する可能性がある旨を周知し、かつ必要に応じ同意を取得したうえで、MiiTelを利用し、又は利用させるものとします。
第15条 通知
利用者は、当社が利用者に対し、電子メール、当サイト、MiiTelのアプリケーションを通じた方法その他の当社が定める方法により、MiiTelに関連する通知を行うことについて同意します。なお、利用者は、自己のメールアドレスを最新の状態に保つ義務を負うものとします。
第6章 MiiTelの終了等
第16条 契約期間等
- MiiTelに関する当社と利用者との利用契約は、当社が利用者に対し利用者テナントを発行した日に効力を生じ、利用者が当社に提出する注文書において定める契約期間満了日まで、有効に存続するものとします。
- 前項に定める利用契約の契約期間満了日の1か月前までに当社及び利用者のいずれからも更新を拒絶する旨の通知がなされなかった場合には、利用契約は更新前と同一の条件で自動的に更新されるものとし、以後も同様とします。ただし、自動更新しない旨を定めた利用契約は除くものとします。なお、利用契約を終了する場合、利用契約は、契約満了日をもって終了します。
- 前二項の定めにかかわらず、利用者が利用者テナント及びID等を削除された場合、利用契約は当然に終了するものとします。なお、当社が必要と判断する場合を除き、終了の理由の如何を問わず、当社は、利用者に対し、利用者の支払った利用料を一切返金しません。
第17条 存続条項
利用契約又はMiiTel個別規約の終了にかかわらず、MiiTel個別規約第5条(ライセンス)第4項第1号、第2号及び第6号④、第6条(設備の負担等)、第11条(禁止行為)、第16条(契約期間等)第3項、本条、第18条(当社によるMiiTelの変更、停止及び終了)第3項及び第4項、第19条(当社に対する補償)から第23条(契約上の地位の移転等)は有効に存続します。ただし、共通利用規約第10条(守秘義務)については、利用契約又はMiiTel個別規約の終了後3年間に限り有効に存続するものとします。
第18条 当社によるMiiTelの変更、停止及び終了
- 当社は、利用者にあらかじめ通知することなく、自らの裁量により、MiiTelの一部又は全部を変更(一部機能の修正、廃止若しくは終了等を含みます。)できるものとします。ただし、外部サービスとの連携に影響を及ぼす機能の主要な変更、機能の提供終了等の利用者に重大な影響を与えると当社が判断するメンテナンスを実施する場合は、当該メンテナンスが緊急性のある場合を除き、商業的に可能な限り事前に利用者に通知するものとします。
- 当社は、MiiTelの運用上必要な場合において、利用者への通知を行うことなく、自己の裁量に基づいて、いつでもMiiTelの一部の機能にかかる利用を制限 (ソフトウェア等を介したMiiTelへのアクセス回数、アクセス時間の制限を含みますが、これらに限りません。)できます。
- 当社は、MiiTelを適正に運営するために、以下の場合には、利用者にあらかじめ通知することなく、MiiTelの全部又は一部の利用を停止し、又は利用者テナント(ID等を含む。以下、本項において同じ。)及び蓄積情報を削除することができます。なお、利用者が複数の利用者テナントを保有する場合には、すべての利用者テナントに対して当該措置がとられる場合があります。
- 利用者が利用契約に定められている事項に違反した場合、若しくはそのおそれがあると当社が判断した場合
- 利用料の支払が遅延した場合
- 利用者が破産若しくは民事再生の手続きの申立てを受け、又は利用者自らがそれらの申立てを行うなど、利用者の信用不安が発生したと当社が判断した場合
- 利用申込が反社会的勢力又はその構成員や関係者によってなされ、又は発行した利用者テナントが不正に使用された場合、若しくはそのおそれがあると当社が判断した場合
- 利用者が一定期間にわたって利用者テナント又はMiiTelの特定の機能を利用していない場合
- その他、利用者との信頼関係が失われた場合など、当社及び利用者間の契約関係の維持が困難であると当社が判断した場合
- 利用者は、利用契約が終了した場合、直ちにMiiTelの利用を終了しなければならず、蓄積情報及び個人情報が消去され、かつMiiTelにアクセスできなくなることをあらかじめ承諾します。
第7章 責任
第19条 当社に対する補償
- 当社は、利用者がMiiTelの全部又は一部を、MiiTel個別規約に違反する方法で利用(不作為又は作為を問わない)した場合、利用者に対し、MiiTelの利用を中止又は停止させ、かつ当該利用により利用者が得た利益相当額を含め、当社に生じた一切の損害の賠償を請求することができます。
- 利用者の行為が原因で生じた紛争、異議申立てその他の請求(利用者が第三者に自己のID等を使用させた場合には、当該第三者によるMiiTelの利用に基づく紛争、異議申立て、その他の請求を含みます)に関連して、当社又はレブコムに損害が生じた場合、利用者は当社又はレブコムに生じた一切の損害(弁護士費用を含みます。)を負担するものとします。
第20条 免責及び非保証
- MiiTelは現状有姿で提供されるものとし、当社は利用者に対し、MiiTelに関して、利用者の顧客獲得及びその営業成績の向上、顧客又はその候補者との間の関係性の維持及び向上、プログラミング上の誤りその他の瑕疵のないこと、目的適合性、完全性、正確性、有用性、可用性及び適法性等を含め、一切保証しません。
- 利用者は、MiiTelの提供を受けるにあたり、音声データの認識性能は、利用者の使用環境・使用機器の性能や話者の話し方・語彙等に依存するため、当社及びレブコムはその品質を何ら保証しないことを、あらかじめ承諾するものとします。
- 利用者が、直接又は間接的に当社を通じて得た情報について、当社はいかなる保証も行いません。
- 当社は、利用者によるMiiTelの利用が、利用者に適用のある法令、業界団体の内部規則等に適合することを何ら保証しません。
- 当社は利用者に対し、MiiTelに掲載される第三者の広告及び当該広告からリンクした第三者の管理運営するサイト(以下「外部サイト」といいます。)について、その合法性、道徳性、信頼性、正確性、最新性等、何ら責任を負いません。また、外部サイトがMiiTelにリンクしている場合であっても、当該事実は、当社又はレブコムと当該外部サイトとの間に何らかの商業的関係があることを意味しません。
- MiiTelに関連して、利用者と他の利用者を含む第三者との間において生じた紛争、異議申立て等の請求については、利用者の責任と費用において解決するものとし、当社はかかる事項について一切責任を負いません。
- 当社は、MiiTelの提供の中断、停止、終了、利用不能又は変更、利用者のメッセージ又は情報の削除又は消失、利用者テナントの削除、MiiTelの利用によるデータの消失又は機器の故障若しくは損傷、利用契約の不成立、利用契約の終了、その他MiiTelに関連して利用者が被った一切の損害につき、賠償する責任を負いません。
- MiiTelにより利用者が提供又は伝送する情報(利用者が送信するショートメッセージを含むがこれに限りません)については、利用者の責任で送信の相手方に提供されるものとし、当社はその内容等についていかなる保証も行わず、またそれに起因する損害についていかなる責任を負わないものとします。
- 当社は、MiiTelを利用したショートメッセージの確実な到達を保証いたしません。
- 当社は、レブコムによるMiiTelの運営が終了したことにより、利用者に生じたあらゆる損害について保証いたしません。
- 当社又はレブコムは、MiiTelに関連して利用者に損害が生じた場合であっても、当社の故意又は重過失による場合を除き、何ら責任を負いません。
第21条 当社の責任範囲
利用契約に定める当社の利用者に対する損害賠償責任を免責する規定にかかわらず、法令の適用その他の理由により、当社が利用者に対し損害賠償責任を負う場合であっても、当社の賠償責任は、当社と利用者との間におけるMiiTelの利用料金の合計額(ただし、契約の期間が1年を超える場合には12か月分)を上限とします。
第8章 一般条項
第22条 知的財産権
- MiiTelに関する一切の所有権及び知的財産権(著作権(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を含みます。)、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、これらの権利を取得し又は設定登録する権利、その他のノウハウ及び技術情報等を含み「知的財産権等」といいます。以下同様。)は、すべて当社、レブコム又はレブコムに権利を許諾している第三者に帰属します。
- 利用者は、MiiTelの利用に関して、MiiTel個別規約第5条(ライセンス)に定める場合を除き、何ら知的財産権等が許諾されないことを、あらかじめ承諾します。
- 利用者は、いかなる理由によっても当社、レブコム又はレブコムにライセンスを許諾している第三者の知的財産権等を侵害するおそれのある行為(逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリングを含みますが、これに限定されません)をしてはなりません。
- 利用者及び当社は、相手方の事前の承諾なしに、相手方の商標、ロゴ、サービスマーク等(以下、これらをあわせて「商標等」といいます)を使用してはならず、かつ、相手方の商標等に類似する商標等を使用又は登録することはできません。
- 前項にかかわらず、利用者は、当社に対し、利用者の商号、商標及びロゴを、MiiTelの導入事例を紹介する目的で、当社が自らのマーケティング資料、営業資料又は当サイトにおいて利用することを無償で許諾するものとします。
第23条 契約上の地位の移転等
当社は、利用者に対する通知又は利用者による事前の承諾なく、いつでも利用契約上の地位及び利用契約に基づき発生した権利義務を第三者に譲渡できるものとします。
付則
MiiTel個別利用規約は2024年9月25日から施行されます。
2024年9月25日制定
改定
2024年10月25日