用語集

DLR

DLRは「Drlivery Reporting」の略で、SMSの送達確認を行うものです。単純にDRと表現することもあります。

SMS配信サービスを利用してSMSを送信した際、SMSが受信者に届くまでにいくつかのアグリゲーター(配信事業者)を経由することがあります。そのため、送信者がSMSを送信できたことを確認するために規定された仕組みがDLRです。

一般的に、受信者のデバイスにSMSが届いた段階で、キャリアが送信者に対してDLRを届けます。ただし配信ルートやアグリゲーターによっては、たとえばDLRを返さなかったり、不正対策として偽のDLRを返したりするケースもあります。またキャリアがデバイスに対してSMSの再送を行う場合などは、最大72時間の遅延が発生することもあります。

つまり、利用する配信ルート・アグリゲーターによって挙動はそれぞれ異なります。DLRがすぐに戻らないからといって送信に失敗したわけではないこと、またDLRが戻ってきたからといって100%届いたという保証にはならないことに注意しましょう。

コミュニケーションAPIサービス
「Vonage」のご紹介

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Vonageは、電話やSMS・ビデオ・チャット・SNSなど、さまざまなコミュニケーションチャネルをWeb・モバイルアプリケーションやビジネスへ組み込めるクラウドAPIサービスです。自動電話発信や電話転送、対話型IVR、自動SMS通知や二要素認証など、多岐にわたるサービスを実現できます。

Vonage Messages API

Vonage Messages APIは、SMS送信を数行のコードで実現するAPIです。

国内通信キャリアとの直接接続による国内SMSと、世界200ヶ国・700キャリアの中から最適なキャリアを経由して送信する国際SMSの両方式に対応しており、高品質なSMSを低価格で送信できます。

さらに Vonage Messages API では、専用番号オプションも用意されています。

SMS送信サービスには、送信元として設定できる番号が2種類あります。サービス側であらかじめ用意して複数企業に提供している「共有番号」と、その企業だけに発行する「専用番号」です。

共有番号には低コストで利用できるというメリットがありますが、他社が同じ共有番号を利用していた場合、自社のSMSも他社のSMSも顧客目線だとまとめてひとつのスレッドに入ってしまうというデメリットもあります。

しかし専用番号を利用すれば自社専用のスレッドでSMSを送れるため、メッセージが届いた時点で顧客に「あの企業からだ」と気付いてもらえます。顧客へ安心感を与えられるうえ、企業のブランディングにも役立つでしょう。

なお、共有番号および専用番号が使えるのは国内SMSのみです。国際SMSの場合は送信元として電話番号を通知できないため、送信元は上限11文字の数字とアルファベットによるAlpha-Numeric Sender ID表記となります。