用語集

SSML

SSMLは「Speech Synthesis Markup Language」の略称で、XML ベースの音声マークアップ言語のことで、W3C(World Wide Web Consortium)が標準化しています。

AIに音声を読み上げさせるうえでの細かい指示をテキスト形式で行えるようにしたもので、どのように音声出力をするかを柔軟にカスタマイズできるよう、さまざまなプロパティを提供しています。たとえばSSMLの使用により、読み上げるテキストの段落や文章の構造を定義し、それに応じて中断や一時停止、無音などを設定することができます。また読み上げ音声のピッチ(音の高低)や速度、アクセントの強弱や音量なども細かく調整できます。ほかにも人工音声だけでなく、サウンド効果やメロディーなど、事前に録音されたオーディオの挿入も可能です。

なおSSMLは、Webサイトを作成する際に用いるマークアップ言語「HTML(HyperText Markup Language)」と同様に、「開始」タグ(opening tag)と「終了」タグ(closing tag)の組み合わせで記述するスタイルを取っています。

コミュニケーションAPIサービス
「Vonage」のご紹介

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Vonageは、電話やSMS・ビデオ・チャット・SNSなど、さまざまなコミュニケーションチャネルをWeb・モバイルアプリケーションやビジネスへ組み込めるクラウドAPIサービスです。自動電話発信や電話転送、対話型IVR、自動SMS通知や二要素認証など、多岐にわたるサービスを実現できます。

Vonage Voice API

Vonage Voice APIは録音や音声認識、IVRなど、通話に必要なあらゆる機能をプログラムでコントロールできるAPIです。

世界中の電話番号を用いたPSTN(公衆回線網)やSIP、Web RTCでの発着信機能を利用できます。また日本国内を含む約80カ国の電話番号を提供しており、ダッシュボード上から簡単に番号取得のお申し込みが可能です。

料金は通話秒数に応じた従量課金制です。また通話の録音・保存や日本語での音声認識、テキストの読み上げなどは無料で利用できます。そのため、不要なコストをかけずに音声通話のコミュニケーションチャネルを自社サービスに連携させられます。