プラグイン
プラグイン(Plug in)とは、IT分野において、既存のアプリケーションやソフトウェアなどに別の機能を追加拡張するソフトウェアのことを指します。その名のとおり、「差込口」や「差し込む」といった意味を持つ英語から名づけられました。同じような意味合いで使われる用語として、「アドオン(アドイン)」や「拡張機能」といったものもあります。
一口にプラグインと言っても、元のアプリケーションにはない機能を新しく追加するプログラムを指す場合もあれば、すでにある機能を拡張したり置き換えたりして動作の一部を改変・補強するプログラムを指す場合もあります。いずれにしても原則としてプラグインだけでは動作せず、本体となるアプリケーションが必要となるのが大きな特徴です。
ただし更新や修正はプラグイン単体でも可能であり、元のアプリケーションに影響を及ぼさずに削除することもできます。
プラグインを利用できる代表的なソフトウェアの例としては、WebブラウザやCMSが挙げられるでしょう。それぞれにさまざまなプラグインが用意されており、多種多様な機能を追加できます。たとえばWebの検索結果ページに各ページのプレビュー画像を表示させたり、全画面のスクリーンショットを撮れるようにしたり、マウスでドラッグした部分を翻訳したりといったことができるようになるのです。
Video会議室 for Garoonのご紹介
Video会議室 for Garoonは、Garoonのスケジュール画面上で高機能なビデオ会議を開けるプラグインです。予定登録時に会議室選択欄から「ビデオ会議」を選び、実際の予定に表示されるビデオ会議の起動ボタンを押すだけで、全社員がスムーズにビデオ通話に参加できます。会議URLを発行したり別のアプリケーションを開き直したりする手間がかかりません。
またVideo会議室 for Garoonには、音声認識によるリアルタイム字幕表示、AIによるノイズキャンセリング、字幕データをもとにした議事録の自動作成といったさまざまな機能が搭載されています。これにより従業員の事務作業にかかる負担を軽減し、業務効率を向上させられます。
V Call プラグイン for kintoneのご紹介
V Call プラグイン for kintoneは、kintoneアプリに登録されている電話番号に対して、アプリ上から直接クリックtoコールで電話とSMSを発信できるプラグインです。コミュニケーションをkintone上に統合して効率化を図れるほか、通話内容の録音・文字起こしをすべて自動で行えます。これにより通話内容の「言った・言わない」を解消できるのはもちろん、社内共有や引き継ぎも簡単に行えるようになります。
さらにV Call プラグイン for kintoneの特徴として、柔軟なカスタマイズ性が挙げられます。本製品は電話・SMSの発信のみを基本機能としているため、着信時の制御をユーザー側で自由にカスタマイズできます。また一斉架電やSMS配信など、発信側の制御についてもカスタマイズ可能です。
そのほか、ご利用に際して別途必要となるVonageアカウントも活用できます。Vonageのさまざまなチャネルや機能をkintoneと組み合わせることで、kintoneアプリをより便利に使えるようになるのです。