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    RCSとSMSどっちが便利?画像・動画送信や既読機能など特徴を完全網羅

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    KDDIウェブコミュニケーションズ

    RCSとSMSどっちが便利?画像・動画送信や既読機能など特徴を完全網羅

    この記事でわかること

    • RCSとSMSの基本的な違いと特徴
    • 画像や動画の送信可否と文字数制限
    • 既読機能の有無とコミュニケーションへの影響
    • ビジネスにおける効果的な使い分け方
    • 今後の普及状況と+メッセージの動向

    スマートフォンでのメッセージのやり取りにおいて、RCSとSMSのどちらが便利なのか迷っていませんか。画像送信や長文、既読機能など豊かな表現を求めるならRCSが優れており、端末やキャリアを問わず確実にテキストを届けるならSMSが最適です。本記事では、AndroidやiPhoneでの対応状況、料金やアプリの違いを踏まえながら、それぞれのメリットをわかりやすく紹介します。用途に合わせた最適な選択ができるようになります。

    RCSとSMSの基本的な違いとは?

    RCSとSMSの基本的な違いとは?

    RCSとSMSの基本的な違いとは、通信の仕組みや利用できる機能が大きく異なる点にあります。どちらも携帯電話番号を宛先としてメッセージを送受信できるサービスですが、それぞれの特性を正しく理解することで、目的に合わせた最適な手段を選択できます。

    RCS(リッチコミュニケーションサービス)の特徴

    RCS(リッチコミュニケーションサービス)の特徴は、従来のSMSを進化させた次世代のメッセージ規格である点です。SMSと同様に携帯電話番号を宛先として利用できるため、相手が専用のIDやアカウントを持っていなくてもメッセージを届けられます。日本国内では、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社の大手通信キャリア3社が共同で提供している「+メッセージ(プラスメッセージ)」がRCSの代表例として知られています。

    RCSの最大の強みは、インターネット回線(モバイルデータ通信やWi-Fi)を利用して通信を行う点です。これにより、従来のSMSでは難しかった長文のメッセージを送信できます。たとえば、+メッセージの場合は最大で全角2,730文字まで送信できるため、情報量の多い連絡にも適しています。また、テキストだけでなく、スタンプやファイルなどリッチなコンテンツの送受信も可能です。

    SMS(ショートメッセージサービス)の特徴

    SMS(ショートメッセージサービス)の特徴は、携帯電話番号を宛先として短いテキストメッセージを送受信できる世界標準のサービスである点です。スマートフォンやフィーチャーフォンなど、ほとんどの端末に標準搭載されているメッセージアプリから、事前の設定や専用アプリのインストールなしで利用できます。

    SMSは電話回線(音声通話網)を利用して送受信を行うため、インターネット環境がない場所でも、携帯電話の電波が届けば通信できます。総務省の調査からわかるように、国内の移動系通信(携帯電話など)の契約数は2億件を突破しており、SMSはこれらの端末に広くメッセージを届けられる高い到達率を誇ります。送信できる文字数は全角で最大70文字(機種や設定によっては最大670文字)という制限がありますが、確実な情報伝達が求められる場面で活用できます。

    RCSとSMSの違いを一覧で確認

    ここまで解説したRCSとSMSの違いを一覧で確認できるよう、比較表で整理します。通信回線や文字数、利用料金などの項目から、それぞれのサービスが持つ強みを把握できます。

    比較項目 RCS(+メッセージなど) SMS
    通信回線 インターネット回線(データ通信・Wi-Fi) 電話回線(音声通話網)
    文字数制限 最大全角2,730~3,192文字
    (通信キャリアやアプリの仕様によって若干の差がある)
    最大全角70文字(長文化対応で最大670文字)
    対応端末・
    アプリ
    対応アプリ(+メッセージなど)が必要 ほぼすべての端末に標準搭載
    利用料金(送信側) パケット通信料(Wi-Fi利用時は無料) 送信文字数に応じた従量課金
    主な用途 長文の連絡、リッチなコミュニケーション 短文の確実な連絡、認証コードの送信

    画像や動画送信は可能?RCSとSMSの機能比較

    画像や動画送信は可能?RCSとSMSの機能比較

    画像や動画送信は可能?RCSとSMSの機能比較について、詳しく整理します。メッセージアプリをビジネスやプライベートで活用する際、テキストだけでなく視覚的な情報を送ることができるかどうかは、コミュニケーションの質を大きく左右する重要なポイントです。ここでは、それぞれの機能の違いをわかりやすく整理して紹介します。

    RCSで画像や動画は送信できる?

    RCSで画像や動画は送信できる?という疑問についてですが、RCS(リッチコミュニケーションサービス)を利用すれば高画質な画像や動画を簡単に送信できます。RCSは、従来のテキストメッセージを拡張した次世代のメッセージ規格であり、データ通信を利用してリッチなコンテンツを送受信できます。
    たとえば、日本国内の主要キャリアが提供している「+メッセージ」などのRCS対応アプリでは、テキストに加えて画像や動画ファイルも送れます。リッチコンテンツを活用できるため、情報量の多いビジネスコミュニケーションにも適しています。

    さらに、グループチャット機能を利用して、複数人に同時に画像や動画を共有することも可能です。スタンプの送信や位置情報の共有など、現代のコミュニケーションに必要な機能を標準で利用できるため、視覚的な情報をスムーズに伝えたい場面で活用できます。

    SMSで画像や動画を送る方法はある?

    SMSで画像や動画を送る方法はある?という点についてですが、結論から申し上げますと、SMS(ショートメッセージサービス)単体では画像や動画を直接送信することはできません。SMSは電話番号を宛先として短いテキストメッセージを送受信するための規格であり、全角で最大70文字(機種や設定によっては複数セグメントの結合により最大670文字程度)のテキストのみを送信できます。そのため、画像や動画のファイルをそのまま添付して送る機能は利用できません。

    しかし、SMSを利用して画像や動画を相手に届ける代替手段を利用できます。たとえば、画像や動画をクラウドストレージやウェブサーバーにアップロードし、その共有リンクをSMSのテキストメッセージ内に記載して送信できます。受信者はSMSからリンクをタップすることで、ブラウザを通じて画像や動画を閲覧できます。
    ただし、この方法では受信者がリンクを開く手間がかかるだけでなく、セキュリティ上の懸念から見知らぬリンクをクリックすることに抵抗を感じるユーザーもいるため、ビジネスで利用する際は注意が必要です。

    既読機能の有無とその影響とは?

    既読機能の有無とその影響とはどのようなものか、RCSとSMSの違いを踏まえて解説します。RCSでは既読機能を利用でき、相手がメッセージを開封したかどうかをリアルタイムで確認できます。これにより、重要な連絡が相手に確実に届き、読まれたことを把握できるため、コミュニケーションのすれ違いを防ぐことができます。ビジネスシーンにおいても、顧客に送信した案内が読まれたかどうかの効果測定に活用できます。

    一方、SMSでは既読機能を利用できません。SMSから確認できるのは、メッセージが相手の端末に到達したかどうかを示す到達確認までです。相手が実際にメッセージを開いて読んだかどうかを知ることはできません。そのため、確実な情報伝達が求められる場面では、SMSから送信したリンクのクリック率を計測するなどの工夫を活用できます。

    RCSとSMSの機能比較一覧

    ここまで解説したRCSとSMSの主な機能の違いを、以下の表に整理して提示します。それぞれの特徴を比較して、用途に合ったサービスを選択する際の参考に活用できます。

    機能・項目 RCS SMS
    画像・動画の送信 送信できます(最大100MB程度) 直接の送信はできません(共有リンクの記載は可能です)
    既読機能 利用できます 利用できません(到達確認のみ確認できます)
    文字数制限 最大全角2,730文字~3,192文字程度を送信できます 最大全角670文字を送信できます
    グループチャット 利用できます 利用できません
    通信方式 データ通信(パケット通信)を利用できます 電話回線(音声通話網)を利用できます

    ビジネスでRCSとSMSをどう使い分ける?

    ビジネスでRCSとSMSをどう使い分ける?

    ビジネスでRCSとSMSをどう使い分けるかについて、それぞれの特性を理解し、目的に応じて適切なツールを選択することが重要です。顧客とのコミュニケーションを最適化するために、マーケティングや重要通知などの用途ごとに適した活用方法を確認できます。

    マーケティング用途に向いているのはRCS vs SMS?

    マーケティング用途に向いているのは、視覚的なアピールが可能なRCS(リッチコミュニケーションサービス)です。RCSは、高画質な画像や動画、カルーセル形式のメニュー、アクションボタンなどを送信できます。そのため、新商品の案内やキャンペーンの告知において、顧客の興味を引きやすく、高いエンゲージメントを期待できます。

    一方で、SMS(ショートメッセージサービス)はテキストのみの送信となりますが、受信端末を選ばないという強力な利点があります。すべてのスマートフォンに標準搭載されているため、到達率が非常に高いのが特徴です。たとえば、短期間で確実に伝えたいタイムセールの案内や、シンプルなテキストで完結するアンケートの依頼などにはSMSを活用できます。

    重要通知や認証に向いているのは?

    重要通知や認証に向いているのは、確実性と安全性のバランスをどう評価するかから判断できます。SMSは、電話番号という一意の識別子を利用してメッセージを送信できます。電話番号宛てに確実に届くため、本人確認の手段として非常に有効です。

    しかし、近年はSMSを悪用したフィッシング詐欺が増加しており、セキュリティ対策が課題となっています。この点において、RCSは企業アカウントの公式認証マークを表示できます。顧客は送信元が正規の企業であると一目でわかるため、なりすましを防ぎ、安心してメッセージを開封できます。
    金融機関からの重要なお知らせや、契約内容の更新通知など、高い信頼性が求められる場面ではRCSの利用が推奨されています。セキュリティに関する最新の動向については、警察庁のサイバー警察局からの情報も参考にできます。

    RCSとSMSの切り替え運用のポイント

    RCSとSMSの切り替え運用のポイントとして、顧客の端末環境に応じたフォールバック(自動切り替え)機能の導入が挙げられます。RCSは高機能ですが、すべての端末や通信キャリアが対応しているわけではありません。そのため、RCSが送信できない環境の顧客には、自動的にSMSでメッセージを送信する仕組みを構築することで、機会損失を防ぐことができます。

    このような柔軟な運用を実現するためには、CPaaSの導入が効果的です。CPaaS(読み方:シーパース)は「Communications Platform as a Service」の略称で、コミュニケーションに関するさまざまな機能を提供するクラウドサービスです。音声通話はもちろんSMSやビデオ会議、チャットボット、音声認識、IVR(音声応答システム)など、連携させられる機能は多岐にわたります。CPaaSの通信機能をAPIで連携させることで、自社のシステムからRCSとSMSをシームレスに使い分けることができます。

    用途別の比較一覧

    ビジネスにおけるRCSとSMSの使い分けについて、用途ごとの適性を以下の表から確認できます。

    用途 RCS SMS
    マーケティング・販促 画像やボタンを活用したリッチな表現が可能で、非常に適しています。 テキストのみですが、広範な顧客に一斉送信できます。
    本人確認・認証 公式認証マークにより、なりすまし防止に貢献できます。 すべての端末で受信できるため、確実な認証手段として適しています。
    重要なお知らせ・通知 送信元の信頼性が高く、長文の案内も送信できます。 短文で緊急性の高い通知を確実に届けることができます。

    RCSの普及状況と今後のビジネスコミュニケーションへの影響

    RCSの普及状況と今後のビジネスコミュニケーションへの影響

    RCS(リッチコミュニケーションサービス)は、次世代のメッセージング規格として世界中で導入が進んでいます。本章では、国内外におけるRCSの普及状況と、依然としてSMSが重要な役割を担う理由を取り上げます。

    国内外におけるRCS対応端末・キャリアの広がり

    日本国内では、大手通信キャリア3社が共同で提供する「+メッセージ」を中心にRCSの普及が進んでいます。2024年2月には利用者数が4,000万人を突破しており、主要ブランドだけでなくサブブランドやMVNO(仮想移動体通信事業者)でも利用できるようになっています。

    海外に目を向けると、GoogleがAndroid端末向けの標準メッセージアプリとしてRCSの普及を強力に推進しています。さらに、これまでRCSに非対応だったAppleも、2024年後半からiPhoneにおけるRCSのサポートを開始しました。これにより、AndroidとiOS(Appleの基本ソフト)の垣根を越えたリッチなコミュニケーションが実現しつつあります。

    国内外の普及状況を以下の表にまとめます。

    地域 普及の主な要因と現状
    日本国内 大手キャリアによる「+メッセージ」の展開と利用者数の増加。サブブランドやMVNOへの対応拡大。
    海外(グローバル) Google主導によるAndroid端末への標準搭載。AppleのiPhoneにおけるRCSサポート開始。

    このように対応端末やキャリアが広がることで、企業は顧客に対して画像や動画を用いた視覚的なアプローチを効果的に行うことができます。

    RCS未対応環境が残る中でSMSが果たし続ける役割

    RCSの普及が進む一方で、すべてのユーザーがRCSを利用できるわけではありません。一部の古い端末や特定の通信環境では、依然としてRCSに未対応のケースが存在します。このようなRCS未対応環境において、SMSは引き続き重要な役割を果たし続けます。

    SMSの最大の強みは、携帯電話番号さえわかれば、端末の機種や通信キャリアを問わずメッセージを確実に届けることができる点です。そのため、企業が顧客とコミュニケーションをとる際、RCSが送信できない環境では自動的にSMSに切り替えて送信する仕組みが活用されています。

    とくに、以下のような用途ではSMSの確実性が高く評価されています。

    • 本人確認のための認証コード(ワンタイムパスワード)送信
    • 支払い期限や契約更新などの重要なお知らせ
    • システム障害や緊急時のアラート通知

    ビジネスコミュニケーションにおいては、多様な通信手段を統合することが求められます。たとえばCPaaS(読み方:シーパース)を活用して通信機能をAPIで連携することで、RCSとSMSを適切に使い分けることができます。顧客の通信環境に応じて最適な手段を選択できるため、情報の到達率を高めつつ、顧客体験の向上を実現できます。

    よくある質問(FAQ)

    RCSとSMSの主な違いは何ですか?

    RCSは高画質な画像や動画の送信、既読確認が可能ですが、SMSは短いテキストの送信に特化しています。

    iPhoneでもRCSは利用できますか?

    iOS 18以降でRCSに対応しており、Android端末との間でもリッチなメッセージのやり取りが可能です。

    ビジネスでRCSを導入するメリットは何ですか?

    画像やボタンを用いた視覚的なアピールや既読確認ができるため、マーケティング効果の向上が期待できます。

    SMSは今後使われなくなりますか?

    SMSは到達率が高く端末に依存しないため、本人確認や重要通知の手段として今後も重要な役割を果たします。

    RCSとSMSを効率よく使い分ける方法はありますか?

    用途に応じてAPIサービスを活用し、一元管理して配信を切り替える運用がおすすめです。

    まとめ

    RCSは画像や動画の送信、既読機能など豊富な表現力を持ち、マーケティング用途に最適です。一方、SMSは確実な到達性が求められる重要通知や認証に不可欠です。ビジネスにおいては、両者の特徴を理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。効果的なコミュニケーションチャネルの構築には、多様なメッセージングAPIを提供する「Vonage」の活用がおすすめです。詳細については、Vonageサービスパンフレットからご確認いただけます。

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    執筆・監修者

    KDDIウェブコミュニケーションズ
    KDDIウェブコミュニケーションズ
    2013年に、日本ではまだ黎明期であったCPaaSの取り扱いを開始。CPaaSやCCaaSなどコミュニケーションのDXの専門家として、「コミュニケーションの多様性」を活用するための記事をお届けします。


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