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導入事例
職員間のちょっとしたコミュニケーションを諦めていた
手話を使うから「気軽にビデオ会議を作成できる」点が魅力だった
Garoonでの情報共有を通したより良いサービスの提供
「手話をともなう会議」を気軽に開催できる
2020年にコロナ禍で在宅勤務が始まると、どうしても「この人に会いたいけれど会えない」「相談したいけれどできない」ことが課題になりました。そこで、Zoom・Teams・Skypeなど色々なビデオ会議ツールを試し、最終的にZoomに落ち着きました。とはいえ、Zoomにはアカウント数に限りがあるので使いたい時に枠が埋まっていることもあり、職員間のちょっとしたコミュニケーションは諦めている状態でした。
2020年の夏、サイボウズのメールマガジンで「Video会議室 for Garoonトライアルの募集」を知り、応募しました。手話を使う私たちにとって「画面でコミュニケーションができる」ことはとても魅力的です。また、当協会ではZoomの予約はアカウントの管理部門に連絡をして行う運用なので、気軽に会議を設定できる状況ではありません。Video会議室 for Garoonは、Garoonアカウントがあれば誰でも会議を作成できることから「これまでより気軽に画面でのコミュニケーションができるようになるといいな」と思っての応募でした。
Video会議室 for Garoonのプラグインの設定はマニュアル通りに進め、スムーズに完了できました。
その後、全職員にVideo会議室 for Garoon導入のお知らせを掲示板で行いました。
Video会議室 for Garoonの導入は在宅勤務が始まったばかりの頃だったので、すぐに「ちょっとこれについて聞きたい」という10分〜1時間以下のショートミーティングに利用され始めました。Video会議室 for Garoonの良いところは、Garoonのアカウントを持っている職員なら誰でも、承認を得ることなくビデオ会議ができるところと、部屋の数をいくらでも増やせるところです。そのため「思い立った時、ちょっとつなごうか」という感じで利用されており、同時にいくつもの会議が行われています。私は管理者として「選択肢としてVideo会議室 for GaroonとZoomの両方あります」と伝えただけでしたが、皆さんが自由な発想で色々な使い方をされるうちに、「Video会議室 for Garoonの方がZoomより気軽だね」と感じて、自然にこの使い分けが行われるようになりました。
Video会議室 for GaroonとZoom | Zoom | |
用途 | ショートミーティング 思い立った時 ちょっとしたコミュニケーション |
定例ミーティング 大人数の会議 外部の方との会議 |
参加人数 | ~8人まで | 大人数 |
特長 | 誰でも気軽に即開催できる | 外部の人とも利用できる |
簡単でした。Video会議室 for Garoonは、施設予約の中の「Video会議室」スケジュールから予約をします。
ビデオ会議室の予約手順は「予定の登録をクリック」→「①日時の選択」→「②タイトルを入力」→「③参加者を追加」→「④Video会議室施設予約に追加」→「⑤登録ボタンを押す」の5ステップです。
会議への参加は、施設予約のスケジュールから目的の会議の「予約の詳細」をクリックし、詳細画面に表示されている「V4G起動」ボタンを押すとビデオ会議室が立ち上がります。
手話をともなうビデオ会議が気軽にできるようになりました。Garoon上の文字だけよりも、実際に顔を見てコミュニケーションできることで、より正確に、ニュアンスも含めて伝わりやすくなったと思います。
手話をともなうビデオ会議が気軽にできるようになりました。Garoon上の文字だけよりも、実際に顔を見てコミュニケーションできることで、より正確に、ニュアンスも含めて伝わりやすくなったと思います。
手話をともなうビデオ会議が気軽にできるようになりました。Garoon上の文字だけよりも、実際に顔を見てコミュニケーションできることで、より正確に、ニュアンスも含めて伝わりやすくなったと思います。
Video会議室 for Garoonは、最新のバージョンアップで画面共有が可能になり、かなりZoomに近い使用感になりました。今後は、8人以内の会議であれば、ZoomでしていることもVideo会議室 for Garoonに切り替えて行こうと思います。Video会議室 for Garoonの用途が増えて、Zoomとの使い分けが一層進むと、費用はもっと抑えられると考えています。
また、より良いサービスを提供するためには、情報が共有されていることが大事です。ある利用者様に支援をする際に、その方の情報がどれだけ共有されているかによって同じようなサービスの提供であっても、質が上がっていくからです。Video会議室 for Garoonで「画面でちょっとした打ち合わせ」を重ねていくことで、コミュニケーションが深まり、双方の距離が近づいて、それが利用者様に提供できるサービスの質向上につながることを期待したいと思います。
貴重なお話をありがとうございました。
取材:2021年12月1日
社会福祉法人 東京聴覚障害者福祉事業協会
東京都青梅市長淵5-1420-2