Vonageの管理APIで
ビジネスを強化
Reports API、Audit API、Redact APIはデータ取得や監査を目的に提供されているAPIです。特にビジネスにおける通信データの管理やセキュリティ、コンプライアンスに関わる用途で、主にエンタープライズ企業様にご利用いただいております。
Reports API有料
通話レコードやメッセージングデータの取得
Voice や SMS のログを Web(KWC API Dashboard)上で確認できる期間は 30日間です。それより前のログを取得するには有料の Reports API が必要になります。
またReports APIは、通話詳細レコード(CDR)やメッセージングデータ、料金など、通信関連の詳細な情報を取得します。同期・非同期でデータを取得可能で、発信元や宛先の電話番号、日付などを指定して履歴を検索できます。最大13ヶ月のデータを取得できるため、長期的な分析にも活用可能です。
- 対象プロダクト
- SMS , Voice Call , Voice Failed , Voice TTS , In App Voice , Websocket Call , Verify API , Verify v2 , Number Insight , Number Insight v2 , Messages , ASR , Conversation Message , Conversation Event , Reports Usage , Network API Event , AMD , SMS Traffic Control
- 備考
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- 日本の電話番号の場合、料金の情報は取得できません。
- ログの保存期間は13ヶ月です。それ以上の期間を必要とする場合は、
ユーザー自身で保存を行う必要があります。
Audit API 一部有料
アカウントイベントの監査・ログ取得
アカウント内のユーザーアクティビティやイベントログを取得し、リアルタイムで監査イベントを追跡します。SIEM(Security Information and Event Management)アラート作成やセキュリティの監査に使用できます。
※ご利用には申請が必要です。
※ログイン、ログアウトとIP表示には追加料金が必要です。
Redact API 一部有料
ログの秘匿化
通信記録から個人情報(PII:Personally Identifiable Information)や機密情報を自動的に秘匿化するためのAPIです。
主にSMSや音声の通信記録に含まれる電話番号(From/To)や本文を、「REDACTED」の文字列に置き換えたり暗号化したりできます。これにより企業はデータプライバシーを守りながら、通信記録を安全に管理できるようになります。
※ご利用には申請が必要です。
Redact には対象プロダクトや利用方法の異なる 3 種類のサービスがあります。
Redact API無料
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Auto-redact
Standard 有料 |
Auto-redact
Advanced有料 |
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使用法 | ログを個別指定 | 自動実行 | 自動実行 |
対象ログ | CDR | CDR | CDR, サーバーログ |
対象プロダクト | SMS,Voice, Verify, Number Insight, Messages |
SMS, Voice, Verify,Number Insight, Messages, |
SMS, Number Insight |
タイミング | 即時不可。ログ生成後の数分後に指定可能 | 即時、もしくは 7, 15, 30, 60, 90 日後 | 即時 |
秘匿化 | REDACTED | REDACTED | REDACTED、暗号化 |
SMSをご利用で、即時の秘匿化が必要な場合は、Auto-redact Advancedのご利用を推奨します。