用語集

UCaaS

UCaaSは「Unified Communications as a Service」の略称で、企業が業務上必要とするコミュニケーション手段(音声通話やメール、ビデオ会議、チャットなど)をひとつのソリューションに統合して、単一のベンダーがクラウドを通じて提供するワンストップサービスのことを指します。2020年のパンデミックでテレワーク需要が拡大したことに伴い、注目を集めるようになりました。

昨今では部署やチーム、利用シーンごとにさまざまなコミュニケーションツールを使い分けている企業も珍しくありません。しかし複数のツールをバラバラに導入すると、各ベンダーごとの契約に手間取ったり、アカウントの管理方法が煩雑化したりして、従業員に負担がかかってしまいます。

しかしUCaaSはひとつのベンダーとの契約だけで導入できます。ツールが単一のプラットフォームに集約されているためアプリケーションを切り替える必要もありません。またUCaaSはクラウドサービスのため、従業員が各々離れた場所にいても、オフィスにいるときのようにスムーズなコミュニケーションが実現できます。テレワーク促進や業務効率化につながるでしょう。

なおUCaaSと混同されやすいものとして、CCaaSが挙げられます。いずれもコミュニケーションに関わるクラウドサービスであるため、提供する機能や導入のメリットについて共通する部分もありますが、それぞれ目的および特化したツールが違うことに留意する必要があります。

UCaaSは「社内コミュニケーションの円滑化を図るサービス」ですが、CCaaSはコンタクトセンターでの利用を目的としたサービスであり、自動応答やルーティング機能といった、外部とのコミュニケーションやカスタマーサポートに関わるツールに重点を置いて設計されています。

クラウドコンタクトセンター「ujet.cx」のご紹介

UJET.CX

「ujet.cx」は、スマートフォンの普及によって大きく変わったコミュニケーション手段に適応する、スマートフォンの機能をフル活用できるコンタクトセンターソリューション(CCaaS)です。モバイル端末の機能を最大限に活用し、シームレスで優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供します。

音声通話、メール、チャット、SMS、SNS(WhatsApp)などを利用したマルチチャネルに対応しており、消費者のニーズに合わせた自然なコミュニケーションを行えます。また自社で展開しているアプリにモバイルSDKを組み込むことで、スマートフォン側の動画/静止画を共有できるほか、スマートフォンが持つ生体認証機能や位置情報/OS情報なども取得・活用できます。これにより効率的な顧客応対が実現可能です。

そのほか、Google が提供するコンタクトセンターに特化したAI機能(CCAI)を、完全なクラウド環境で1席から利用できる点も魅力として挙げられます。

クラウドIP電話&クラウドコールセンター「MiiTel」のご紹介

MiiTel

MiiTelは音声解析AIを搭載したクラウドIP電話&クラウドコールセンターサービスです。電話営業や顧客応対の録音から文字起こし、内容の要約、さらに感情分析までを音声解析AIが自動で行うことで、担当者が顧客と「何を」「どのように」話しているのかを解析・可視化でき、電話応対の課題であるブラックボックス化を解消できます。

また応対記録を自動でデータ化できるため、議事録作成や報告といった事務作業の工数を減らせます。担当者がコア業務へ注力できるほか、蓄積されたデータをもとにしたセルフコーチングも可能です。さらに成績優秀者の話し方を分析してマニュアル化することで応対品質の向上や均一化も実現。生産性はもちろん、商談獲得率や成約率の向上にもつながります。

KWCPLUSでは、「通話専用プラン」と「フル機能プラン」の2種類のプランをご用意しています。「通話専用プラン」では高品質なクラウドIP電話をご利用いただけるほか、通話の録音、CRM連携、外部SFAなどとの連携が可能です。一方「フル機能プラン」は「通話専用プラン」の内容に加えて、文字起こしや自動要約、話し方解析、IVR設定や待ち呼設定など、充実した機能をご利用いただけます。自社の状況に合わせて適したプランをお選びください。